活動報告

『いなかでバンバンMV』

【出張OBC】北海道浦河町に行ってきました!~最終編~

(後編からの続き)

無事に講演とトークセッション登壇の大役を負えて燃え尽きた。。。かと思いきや、ぎりぎりまで「まだ釣りがしたい」という気持ちがムクムク出てきたので空港に行くまでの僅かな時間にも釣りに行くことに。宿泊させていただいたホテル浦河インさんの近くの浦河漁港に。

朝ご飯をささっと食べてしまおうと思ったら、何と豪華な。とてもおいしい朝ご飯を食べることができました。特に魚の汁物が絶品!名前聞いたけど忘れちゃったな。ぷるぷるしてた。お肌によさそう。

 

そして徒歩数分の浦河漁港にやってきました。浦河滞在3泊のうちの2泊をホテル浦河インさんにした一番の決め手は、港が近いのですぐ釣りに行けそうだと思ったからです(笑)だけど、飛行機で来たので竿はキャリーケースに入れられる渓流ルアー竿とリールの装備。鮭釣りの時はユートラインの村下君の友人に借りられたからよかったけどな。そんな装備なので、軽めのルアーをひょいひょい投げて足元を中心に攻めてみましたが、1時間ほどの釣行ではなかなか結果は出ず!やっぱし早起きしないと難しいなあ釣りは。

漁港に行くまでの道に丸太が!本業の木材製材業の仕事柄、「この木で何をつくれるかな?」とか、「北海道の市場だと今は立米(㎥)いくらかな?」とか考えちゃいました。あ~明日から仕事だ。「魚たちのために、いい森をつくる」ことが菅原の使命の一つなんだとか。林業と魚は、菅原にとっては切っても切り離せない関係なんですね。

 

帰りの空港までの道のりも、村下君が送ってくれました。優しいなあ。いい人いないのかなあ。(募集中らしいですよ)

今回の出張は、講演以外完全に僕の趣味の魚釣り色が強かったですが、浦河町は競走馬の育成牧場や日本中央競馬会(JRA)の訓練場がある町です。町のいたるところで馬が気持ちよさそうに過ごしているのを見れました。馬が町の風景の一部になっています。これは、帰りの車の窓からの景色。浦河からも数々の名馬が誕生しているのだそう。

 

海岸と馬の放牧場を眺めながら村下君と会話していたら無事に新千歳空港に到着!浦河への3泊4日の出張が終わろうとしています。

私物のOBC Tシャツの着替えがなくなったので、浦河観光協会さんのお店で購入したオリジナルTシャツで小河内へ帰ります。デザインは『幸せを運んでくる馬』と北欧で親しまれるダーラナホースのシルエットの中に、桜やいちご、さかなやアスパラなどのモチーフが散りばめられていて素敵だったので買わせていただきました!浦河観光協会さん、いい仕事してますね!お気に入りの1枚になりました。それにしても、北海道だから寒いとばかり思っていましたが、ほぼ半そでで過ごせましたね。僕だけかもしれませんが。

あ、村下君はしっかり長袖シャツにジャケットですね。この日のコーディネートの色は浦河の海と、馬を表しているそうです。浦河カラーということですね!村下君には今回ものすごいお世話になりました。村下君のことを改めて紹介しますと、地域おこし協力隊のコーディネートや、地域商品の商品開発サポート、経営支援などを行う株式会社ユートラインの代表取締役社長で、菅原の大学時代のインターン仲間です。実は2010年頃には奥多摩で地域活性化事業の団体を一時期運営していた仲でした。そんな村下君と最後に・・・

「山」

「川」

 

当時、西多摩新聞の1面に掲載された記事。左が村下君で真ん中が菅原です。若い!!22歳!大学卒業後すぐに奥多摩へ移住した時の記事です。この当時は移住しただけだったんですけどね(笑)今でこそ多くの若者が奥多摩で活躍していますが、2010年当時は地域おこし協力隊などの制度もなく、若者が地域に移住して起業することなどほとんどありませんでした。今では当時のことを「勝手に地域おこし協力隊」だったと言っています(笑)奥多摩でアルバイトをしながら家賃5,000円の旧学生寮の一部屋をそれぞれお借りして、協働生活しながら事業をつくっていました。当時は確か相当大変だったんですが、今では楽しかった記憶しか残っていません。1年間活動をした後、方向性や考え方の違いでそれぞれやりたいことを追求するために別々の道に。なんだかバンドみたいですね。音楽性の違い的な。

ちなみに、右側の奥野君は現在 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンの代表理事に。2011年3月11日の東日本大震災をきっかけに教育バウチャー事業を手掛けることになりました。出世したなあ。もっと頑張らないとなぁ僕も。菅原は当時から既に半袖が好きだったようですね。

そして無事に浦河から小河内へ到着!浦河の川潟商店さんで購入して送った鮭が翌日届きました。改めて自宅で見ると、でっでかい!まな板1枚じゃ全然乗らないので2枚横に並べてもぎりぎりでした。これ釣りたかったわ~!と早速次回の浦河釣行に思いを馳せました。楽しかったなあほんと。いくらもすごい!ワクワクしながら鮭をさばいてお刺身にしたり、塩焼きにして食べました。いくらは醤油漬けにしてみたら絶品!全然臭みがない。浦河の鮭最高!ちなみに、まな板は菅原が夫婦で営む木工ユニットであるwaen Cutting Boardのまな板です。東京産のヒノキ使って、自宅の古民家工房で作りました。自分で作った物をもちろん日常使いしてますよ。料理が楽しくなるまな板です。出刃包丁は、祖母が昔使っていたものをもらい、錆ついていたのを研ぎなおして使っています。昔の包丁はいい刃を使っているからか、きちんと研いであげるとものすごくよく切れますね。こんなに大きい鮭でもすんなりさばけました。

 

小河内から浦河へ送り出してくれた仲間たちにもお土産に鮭を。代表の子どもたちも嬉しそう!次男君は魚の中で一番鮭が好きだそう。よかったー鮭にして。鮭なんて生で見たことないでしょ?いくらも好きなの?好きすぎて顔がにやけちゃってるね!

浦河の皆さん、この度は本当に貴重な機会をいただきありがとうございました!最高に素敵な皆さんと自然を満喫できた出張となりました。OBCの活動は勢いが9割なので、立ち止まって自分たちの活動を内省することがほとんどありません。楽しいことばかりやっているので。今回も自分たちの活動を単に発表するだけでしたら活動内容をお伝えするだけでした。ですが、「地元愛の醸成」というテーマを頂戴して「講演」というスタイルにしていただいたおかげで、自分たちの活動が客観的にどのように地域や関わる方々の価値になっているか、浦河の皆さんのまちおこしにお役立ていただけるかを考えることができたおかげで、自分たちの価値を再発見することができました。

今後もぜひ情報交換をしながら、お互いの「まちおこし」のために力を尽くし合いましょう!これからもOBCをどうぞよろしくお願いいたします!

(おわり)

 

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